- 子どものひらがな覚えはどうすれば効率がいい?
- どうすればひらがなを覚えやすいかな?
- 遊びを通して文字を覚えられないかな?
こどもにひらがなやカタカナなどの文字を覚えさせるの悩みますよね!どうやったら覚えやすいのか?効果はどのくらいあるのか?教え方は間違ってないか?
実は、正月の遊びのイメージが強い「かるた」が子どものひらがな覚えに効果的なんです!
好きなキャラクターなどの絵柄で興味を持って楽しく遊ぶことができ、絵柄と文字を紐付けて遊んでいるうちに効率的にひらがなを覚えていってくれます。
この記事では、ひらがな覚えに最適なかるたのメリットやデメリット、ひらがな覚え以外の知育効果、そして幼児期から小学生まで、おすすめのかるたをご紹介します!
かるたの効果やメリットを知って、子どもと遊びながら楽しくひらがなを学びましょう!
かるたのメリット
子どもにとっての「かるた」のメリットってこんなにいっぱいあるんです。
主に感じたものをひとつずつ紹介しますね。
ひらがなを覚えやすい
これが主な目的であり、最大のメリットですね。
かるたってひらがなを探すゲームなので、当たり前ですがひらがなの認識が早まります。
もちろんひらがながまだ理解できないうちは絵柄から探しますが、徐々に絵柄とひらがなを紐づけて覚えるようになりますよ!
集中力・注意力が磨かれる
誰よりも速く自分が札を取りたい!
それには読手の声に耳を傾け集中する必要があります。
取った札を嬉しそうに整理しているときなどに、
と注意されるようになりました。必死です。
理解力が高まる
かるたをするには最低限のルールの理解が必要です。
- 読手が読んだ歌に対応する札を先に取る
- 最後までやって札を多く取れた人の勝ち
など、基本的なゲームのルールを学び理解します。
はじめの頃は、僕たち大人が先に札を取ってしまうと、
と言わんばかりにぐずっていましたが、徐々にルールを理解することでぐずらなくなりました。
それどころか、先に取られまいと前にも増して先に取れるよう集中力が増しました。ルールを理解してくれた証拠ですね!
さらに、先に取られると悔しそうな顔をし、競争力も磨かれているのでしょう。
瞬発力・判断力
先に取られると悔しいから速く取る!
体の動きもそうですが、歌に対して正解の札はどれかを即座に判断します。
正確な判断力そして脳で考えたことを体に即座に伝達する瞬発力が鍛えられますね!
ももちろんお手つきしますが、間違いに気づくのがどんどん速くなり、途中で手が止まるようになってきますよ!これも判断力・瞬発力が磨かれている証拠ですね。
記憶力を養う
札の位置を記憶するようになります。
そればかりか何度かやっていると、歌のさわりだけで札を取るようになります。歌と対応する札を記憶してるんですね!
ゆくゆくはそれこそかるたの醍醐味である「一文字」目で札を取るようになるんじゃないかと思ってます。
俯瞰力が身につく
全体を見る力ですね。
子どもってどうしてもひとつのことに集中してしまい、把握できるのが狭い範囲になりがち。
ですが、かるたはそこそこ広範囲に札を散りばめるので、一点ではなく全体を見渡すようになります。一点ばかり見ていては正解の札に気づけませんからね。
かるたのデメリット
さて、そんな子どもの知育にとってメリットいっぱいのかるたですが、デメリットはなんでしょうか?
あまりデメリットらしいデメリットはありませんが、気になったことを何点がご紹介します。
少し多い・途中で飽きる
かるたなので五十音分の50枚弱はあります。慣れてくれば少ないくらいに感じますが、最初のうちは子どもは途中で飽きちゃうことも。
ルールが分かってきて、自分で正解の札を見つける喜びを覚えたら、飽きるどころかずっとやり続けますが…。
熱くなりすぎる
飽きるの逆なんですが、時にテンション上がりすぎたり、先に札を取ろうとヒートアップしてしまうことがあります。
まだまだ自制がきかないお年頃。そんな時は自分は見つけられないフリをして子どもに札をとらせるなど、大人がバランスをとってあげましょう。
散らばる・片付けが手間
読み札も合わせると100札近くになるかるた。
札が多いので子どもが途中で飽きてしまったときなど、片付けるのがなかなか手間です。
- ちゃんと片付けないと次やるときに困る
- なくなったらかるたが成立しない
- 遊べなくなる
などを教えて、しっかり片付けることを教えましょう。
大人は読札、子どもは取札を片付ける。など分担して一緒にやってあげると良いですね。だって一緒に遊んだんだもの。
絵柄とひらがなの不一致
我が家では、うちの子どもが最も好きであろう安定の「プラレール」のかるたを愛用しています。
このかるたもそうなんですが、絵柄のモノの名称と「ひらがな」が必ずしも対になっているわけではないんですね。
例えば…
新幹線の「はやぶさ」は絵的にわかるのに、その対となる読札が「は」ではない。
今でこそひらがなもほとんど覚えたので困ることはありませんが、最初の頃はなぜ正解でないのか分からず、少し混乱していたみたいです。
かるたは何歳から?
かるたができる年齢は何歳からでしょうか?
我が家では2歳頃からかるたで遊んでいます。
かるたのルールとひらがなをある程度理解して遊ぶには3歳くらいがちょうどよいかと思いますが、2歳や場合によっては1歳でも、まずは単純に札の絵柄を見つけるゲームならできそうですね。
そうしてひらがなに触れることで、いつの間にかひらがなを覚えていってくれます。
こんな単純な遊びからスタートしていってみてください!
かるたのルールと子どもへのルール説明
百人一首で行う「競技かるた」には細かいルールや決まりなんかがあるんですが、子どもと遊びながら学ぶかるたでは細かいルールは不要です。
- 大人は読み手兼プレイヤー
- 正解の札を速く見つける
- 取札は先に札を見つけて取った人の札になる
- 最終的に取った札が多い人が勝ち
このくらいの一般的な単純ルールで良いんです。
ルールをしっかり理解していない、または理解しているけど納得できないことは子どもにはよくあります。
前述しましたが、先に取られた札も自分のものにしようとしたり、読んでない札を「好き」の理由だけで持っていったりなど。
無理に強制するとかるた自体が嫌いになってしまう可能性もあるので、
その時は子どものやりたいようにやらせて、少しずつルールと決まりを覚えていってもらえれば良いですね!
もちろん、まだひらがなの知識やルールの理解ができないようであれば、単純な絵柄探しから始めてみましょう!
おすすめのかるた
かるたによるひらがな覚えや知育のメリットが多いことを説明しましたが、ここからは子どもにおすすめのかるたを紹介します!
- パっと見で興味を引けるキャラ物かるた
- その中でも普段読んでいる絵本のかるた
- 動物や野菜、乗り物など日常的で身近なかるた
- 自動で読み上げしてくれるかるた
など、あなたの子どもが気に入る・興味を持つかるたを探してみてください!
キャラ物かるた
まずはキャラクターもの。やっぱりまずは子どもの「好き」から興味を引いてみましょう。「好き」なキャラものなら絶対興味を持つはずですよ!
アンパンマンのかるた
説明不要の人気ヒーロー、アンパンマン。登場キャラが多いのでキャラ覚えにも。
きかんしゃトーマスのかるた
トーマスも登場キャラクターが多い作品のひとつ。キャラもたくさん覚えれてアニメも楽しく見れますね!
トトロなどジブリのかるた
うちの子もトトロが大好き。初めて最初から最後まで集中して見れた映画です。
名台詞いっぱい!ジブリ作品のセリフかるた
ジブリ作品のセリフってなぜか耳に残りますよね!子どももトトロ見すぎてセリフを覚えてマネするほど。
マネしながら読んだりと、読み手も楽しめるかるたです。
トミカのかるた
キャラクターとは少し違いますが、特に男の子が好きなトミカ!はたらくクルマがたくさん!
プラレールのかるた
トミカ同様男の子が大好きなプラレールのかるた。新幹線をはじめ特急電車や観光列車、通勤電車など子どもが好きな電車が大集合!
我が家もこのプラレールかるたを愛用してます。
すみっこぐらしのかるた
映画で人気に火がついたすみっこぐらし。かわいい見た目からは想像できないキャラ設定も魅力。
シンカリオンのかるた
特に男の子に人気の新幹線変形ロボ シンカリオン。見てると大人もはまってしまいます。
プリキュアのかるた
女の子に人気のプリキュア。実は男の子も見たりします。
ディズニープリンセスのかるた
シンデレラや白雪姫、アリエルなど、女の子に人気のディズニープリンセス。こちらはかるたではなく、ひらがなカードなので、より単純なひらがな遊びができますね!
ピクサーのかるた
トイ・ストーリーやニモ、カーズなどピクサーキャラクターが登場。こちらも厳密にはかるたではなく、ひらがなカードです。
かいけつゾロリのかるた
小学生に人気のかいけつゾロリ。作中でもおなじみの「おやじギャク」満載のかるたです。
ポケモンのかるた
子どもから大人まで幅広い人気のポケモン。ゲーム・アニメ好きなら親も楽しめちゃいますね!
ドラゴンボールのかるた
好きだった人も多いはず。いまだに子どもにも人気なのがすごいところですね!
絵本キャラのかるた
キャラものではありますが、より幼児向けの絵本に登場するキャラクターかるたです。
普段読み聞かせている絵本のかるたならきっと子どもも気に入るはず!
ぐりとぐらのかるた
絵本の定番 ぐりとぐら。絵がかわいすぎる ぐりとぐら。見るだけで楽しい ぐりとぐら。ぐりぐらぐりぐら。
ノンタンのかるた
こちらも幼児絵本の定番、ノンタンシリーズ。
ばばばあちゃんのかるた
はらぺこあおむしのかるた
五味太郎さんのかるた
『きんぎょがにげた』でおなじみの五味太郎さんのイラストがかわいいかるた。
日常的なモノのかるた
日常的なモノ覚え、名称覚えに最適なかるたです。日頃の見ることの多いモノだと子どもも覚えやすいですね!
子供の好みそうなかわいらしいデザインから、ちょっとリアル志向のイラストまで種類も豊富なので、あなたのお子さんの好みに合ったかるたを探してみましょう!
動物のかるた
くだもの・野菜のかるた
食べ物のかるた
乗り物のかるた
電車や電車など男の子が大好きな乗り物のかるた。
都道府県のかるた
地理の勉強にもなる都道府県のかるた。
自動読み上げできるかるた
子どもって覚えるの早いし、記憶力もいいので結構かるた強いんですよね。大人が読み手兼プレイヤーだと、詠んでるうちに札取られちゃいます。
そんな時に便利な自動読み上げ。
濁音・半濁音も含まれているかるた
五十音に加えて、「だ」などの濁音・「ぱ」などの半濁音もあるかるたです。
ひらがなで書かれた単語や文章を読む際に、濁音・半濁音も避けては通れません。五十音プラス濁音・半濁音のあるかるたであれば、かなりの音を網羅できますね!
無地のかるたで自作する
いいかるたがない!こんなかるたが欲しい!でもない!
そんなあなたは無地のかるたで自作しましょう。
例えば「きゃ」や「ぴょ」などの拗音まで網羅したかるたはなかなかないです。かるたじゃなくて単純な「ひらがなカード」とかならあるんですが…。
そんな時は自作に挑戦!絵を描くもよし。写真を貼るもよし。オリジナルのかるたならきっと愛着も湧くでしょう。
かるたの他の遊び方
かるたの通常の遊び方に飽きたからこんな遊び方も。
絵札を人数分に分ける絵札の「あいうえお」だけひらがな表のように並べるひらがな表を完成させるように順に並べていく
トランプの「七並べ」みたいな感じですね!
子どもが五十音の順番を覚えてきたら「あ」行からではなく、なるべく真ん中の「な」行や「は」行から始めた方がやりやすいですよ!
行ではなく「あ」段から始める、「う」段から始めるなどいろんなところから始めてみてください!
かるたはひらがな覚えに最適!さらに知育効果も抜群!
ひらがな覚えに最適なだけでなくたくさんの知育効果が期待できるかるた。
実際、我が家では2歳ごろからかるたで遊びはじめ、3歳でひらがなを読めるまでに成長しました。
勝ち負けにはあまりこだわらず、楽しみながら遊んでいるだけで子どもっていつの間にか様々なことを学んでるんですね。
子どもだけでなく大人も楽しめるかるたで、遊びながら多くを学びとってほしいと思います。
さぁひらがなを読めるようになった次は「書き」だ!
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