子どもにとってカレンダーは学びがいっぱい!
スマホやPCでスケジュール管理することが主流となり、アナログなカレンダーが家のどこにもないことも珍しくありません。

この記事では、子どもにとってのカレンダーのメリット、そして子どもにおすすめのカレンダーをご紹介します。
アナログなカレンダーで子どもの成長を育むとともに、家族みんなで楽しく豊かな生活を送りましょう!
カレンダー3つのメリット
大人にとっては当たり前のカレンダーですが、子どもにとっては情報がいっぱいで知育・学びにも良いとされるカレンダー。
子どもにとってどんなメリットがあるのか、大きく3つに分けてご紹介しますよ!
カレンダーで数字を覚える
まずは数字です。
カレンダーって当たり前ですが数字が書いてありますよね。しかも1から順番に並んでます。
子どもって何故だか数字の羅列が好きなんですが、それがちゃんと順番に並んでるから覚えやすいんでしょうね。
もちろん指を使って教えもしますが、「字」と紐付けて覚えるにはカレンダーかピッタリ!
実際うちの子も0歳の頃から何故かカレンダーに興味津々で、抱っこしてたらカレンダーの方を指差して「あっちあっちー」とカレンダーの前に誘導されてました。



今では簡単に数字を数えることができます。次なる目標は100の桁を理解すること!
カレンダーで数字を教えるポイント
単純に一日から順に数字を指さしながら



と声に出して教えてあげましょう。字と発音を紐づけて覚えられますね!
子どもが指差しするようになったら、その数字を発音してあげましょう!
さらに成長してきたら、数字を指差して



と聞いてみましょう!
小さい頃からカレンダーに触れていれば多分すぐに答えられるようになりますよ!
カレンダーで日や曜日の概念を学ぶ
数字は単純に数としての認識ですが、日や曜日は少し高度になります。
- 日は1から31まである
- でも月によって多少変わるので例外がある
- 日が最後まで行くと月が変わる
- 月が変わると日はまた1からになる
- 月は1から12まである。例外はない
- 月は最後まで行くと年が変わる
- 年が変わると月はまた1からになる
- 曜日は日から土まである
- それを繰り返す。例外はない
- 曜日は月が変わっても年が変わっても始めからにはならず、ひたすら順番通りに繰り返す
言葉にすると少し高度どころか難しすぎますね。でもこれってひとつずつ教えることになると思います。
ですが、そんな日や曜日の概念も日頃からカレンダーに触れておけば理解しやすいし学びやすいんですね!
言葉にすると分かりづらい難しい概念もカレンダーだと分かりやすい。つまり分かりやすくまとめられてるカレンダーって図式みたいなもんなんですね。
日や曜日を教えるポイント



朝起きたらカレンダーを一緒に見ながら毎日やりましょう。併せて寝る前にも。



と指差しながら教えてあげましょう。
「昨日」「今日」「明日」という言葉・意味とともに何日かという日の概念が分かってきます。
曜日は1週間のライフスタイルを絡めると覚えやすいですよ。



そうすると土日は仕事休みなど、曜日とコトを紐づけて覚えます。



嬉しいことに土日が楽しみなようで、今日は金曜だから、明日は土曜。仕事は休み。ということが分かるようになってきます。



父の休みを喜んでくれて、予定まで考えてくれる。ほんとに嬉しいことですね!
予定が把握できるようになる
決まっている今後の予定を子どもに教えてあげましょう。
予定を教えておくことで子どもも心の準備ができるし、結果ぐずりの防止にもつながります。
予定を教えるポイント
カレンダーに予定を書き込みまくりましょう!
- 来週は病院で予防接種
- 水曜日はプレ幼稚園
- 来月はおかーちゃんの誕生日
などなど…
カレンダーに予定を書き込み「この日」「来週」「明日」は、「ここに行く」「これをする」を教えてあげましょう。
そうすることで、注射の心の準備や幼稚園に行く日は早く起きるなど、子どもが考えて準備できるようになります。
- 今週の土曜は仕事になった
- 明日は飲み会だから帰るのが遅い
など仕事の予定なども書き込んで予定を教えておけば、明日はとーちゃんと遊べない、とーちゃん帰ってくるの遅いから早く寝る
と子どもが準備できるだけでなく、嫁ちゃんとも情報を共有できて、余計な争いが起こりませんね!
カレンダー選びのポイント
上記のように子どもにとってカレンダーはメリットがいっぱい&学びが多いことが分かりましたね。
このメリット最大限活かすためにどんなカレンダーを選べば良いのかポイントをまとめました!
数字が分かりやすい
数字が大きくて分かりやすいカレンダーを選びましょう。
書体が独特のすぎるものなどは子どもが認識しづらいので避けましょう。
曜日が分かりやすい
曜日もしっかり日本語で日月火水木金土と書いてあるもの、土曜は青、日曜祝日は赤と一般的な色付けがされているものがおすすめ。
まれに月曜始まりのカレンダーがあります。実は僕も好んで月曜始まりの手帳を使っていますが、子ども向けにはあまりオススメしません。
現状日曜始まりのカレンダーが世間に多いことを考えれば、それを標準として用意してあげたほうが良いです。



しっかりカレンダーのことを理解できるようになったら、好みのものを選ばせてあげれば良いですね!
予定を書き込める
数字が大きく分かりやすい方がもちろん良いのですが、予定が書き込めるスペースのあるカレンダーを選びましょう。
書き込めるところが小さすぎると文字が小さくて読みにくいし予定を書き込む気持ちもどんどん減っていってしまいます。
ただでさえ子どもにとってカレンダーって情報が多いです。分かりやすく書くことができる最低限のスペースがあるカレンダーを選びましょう。
また、予定を書き足す以外にもスペースが多いとメリットがあります。
3歳くらいの子どもって漢字がまだ読めません。
例えば祝日のスペースにひらがなで祝日の名前を書いておけばそれを読んで覚えます。そもそも祝日が書かれていないカレンダーなら、ひらがなで書き足せばいいだけですね。
子ども自身が自分で読めるか読めないかだけで覚えは格段に変わりますよ!
壁掛けか卓上か
おすすめは壁掛け。
うちには卓上もあるんですが、大体いつのまにやら見当たりません…。
カレンダーってやっぱり毎日見てほしいもの。毎日見ることで、日の概念ってどんどん理解できてきます。
決まった場所にあるカレンダーを子どもと一緒に見て朝が始まる。
卓上だと探すところから始まることが多く、そうなると



ってなっちゃってカレンダーの存在感が薄れてくる可能性大です!
子どもの知育・学習におすすめのカレンダー
それでは上記の選ぶポイント踏まえていくつか子どもにおすすめのカレンダーをご紹介します!
キャラクターカレンダー
はい、キャラもんです。
いくらカレンダーが知育にいい!メリットが多い!と言ったところで子どもに興味を持って見てもらえなければ意味ありません。
興味を引く手段として子どもの好きなキャラクターに頼っちゃいましょう。
となりのトトロ
みんな大好きジブリ作品の中でも子どもに人気のトトロ。
うちの子も初めて始めから最後まで通して見れた映画はこの『となりのトトロ』でした。



曜日や祝日が感じなのは残念なところですが、予定の記入欄スペースは十分ですね!
きかんしゃトーマス
こちらもみんな大好きなきかんしゃトーマス。うちの子も例に漏れず大好きです。
初めて買ったプラレールはトーマスでした!


こちらのカレンダーはふたつきずつの表記なので月の概念が分かりやすいですね!
ぐりとぐら



こちらは1ページにひと月タイプ。
おさるのジョージ
こちらは後ほど紹介するんですが、「家族カレンダー」や「ファミリーカレンダー」と呼ばれているカレンダー。
予定を書き込めるスペースがいくつかに分かれているのが特徴です。



ディズニー
こちらも家族カレンダータイプです。
トミカ・プラレール
はい、男の子なら鉄板のトミカ&プラレール。
これ買っとけば間違いない!
何よりおすすめなのは、これも後ほど紹介しますが、曜日や祝日がひらがなで表記されてる!





リアル新幹線(写真)
キャラものではないですが、こちらはリアルな新幹線車両の写真のカレンダー。
ひかりレールスター!はやぶさ!こまち!500系!
人気新幹線のオンパレードです!
家族カレンダー・ファミリーカレンダー
家族の中で誰の予定か分かりやすいように、書けるスペースが人ごとに分かれているカレンダーです。
- 一番上は子ども
- 2段目はおかーちゃん
- 3段目はおとーちゃん
- 一番下は家族共通
など、書く場所あらかじめ決めて使いましょう。
おかーちゃんは美容院、子どもと自分は動物園にお出かけ!など予定が分かれる場合に便利ですね!



上記で紹介したキャラクターカレンダーの中で、おさるのジョージやディズニーのカレンダーもこの家族カレンダーのパターンでしたね!
ひらがなカレンダー
ひらがなを読み始められるようになってきた頃におすすめ!ひらがながまだ読めなくてもやっぱりおすすめ!
だって子どもって漢字でもカタカナでもなく、まずはひらがなから覚え始めるから。
売ってるものですべてが満たされているカレンダーがなかなかないんですが、シリピリカ(Sirpirka)さんのカレンダーがとっても良いのでご紹介します。
子どもでもしっかり読めるように
- 曜日
- 祝日
- ついたち、ふつか、はつかなど特殊な読み方
などがすべて「ひらがな」で表記してあるカレンダーです。





日めくりカレンダー
卓上カレンダーだとどこかに紛失しがちなので、毎日見る意識付けに壁掛けがおすすめって話をしました。
日めくりカレンダーなら、さらに強く日課として意識づけることができます。



でも一日一日を大切にという思いも込めて、また子どもの日課になるように、日めくりカレンダーも活用してみましょう。
ただし、子どもには曜日や月の概念が分かりづらいというデメリットがありますので、壁掛けカレンダーとセットで活用すると良いですね!
子どもがカレンダーを意識的に見るようになった結果
子どもがカレンダーを意識的に見るというか












など、一緒にカレンダーを見ながら大人が意識的に教えてあげることで、子どもはカレンダーを理解し、日や曜日、月の概念を理解していきます。






うれしいですよね!こんな感じでどんどん理解していきます。
子どもにとって嫌・苦手な予定でも前もって伝えておけば、不思議とぐずりも少なくなります。
こんなにメリットいっぱいのカレンダー、子どもと一緒に毎朝見ることを習慣にして子どもとたくさん予定を立てましょう!